46歳、日曜の夜21時。明日からまた仕事が始まる。
正直に言うと、いまでも日曜夜には、ちょっと憂鬱が残る。
4回転職して、年収も新卒350万から650万まで上がった。それでも完全には消えなかった。
でも、量は確実に減った。30代の頃は9割憂鬱だったのが、今は3割まで落ちている。
この6割を削った経験を、今夜まとめておきたい。
30代の日曜夜は「行きたくない」が9割だった
1回目の転職前、35歳の頃。新卒で入った会社で年収380万のまま、評価制度が形骸化していた。
日曜の夜は、ほぼ毎週こうだった。
- 21時:子供が寝る
- 22時:スマホで求人サイトを眺める
- 23時:気付いたら何も決断せずに「明日から頑張ろう」
- 0時:寝つけない
この「眺めるだけ」を3年やった。何も動かなかった。日曜夜の憂鬱はずっと9割のままだった。
40歳・1回目の転職で「9割→6割」に減った
40歳で初めて転職した。年収は380→420万。たった40万のアップだった。
でも日曜夜の憂鬱は、思ったより減った。9割が6割になった。
理由はシンプル。「動けない自分」を一度卒業したからだ。
「いつかは動ける」と知っていることが、毎週の月曜に向かう気持ちを少しだけ軽くした。
ただし、3割は残った。新しい職場のストレスは別物として存在した。
42歳・2回目で「6割→5割」、44歳・3回目で「5割→4割」
2回目(42歳):年収420→470万。
3回目(44歳):年収470→500万。
転職を重ねるごとに、日曜夜の憂鬱は1割ずつ減った。
これは年収のおかげではない。
「合わなかったら、また動ける」という選択肢を持っている安心感が、月曜の朝を軽くしていた。
ちなみに僕は在職中に転職活動を進めるべきと思っているが、その理由もここにある。動けない状態で月曜を迎えるのが、何より憂鬱を増幅させる。
46歳・4回目で「4割→3割」、ここが現在地
4回目の転職は46歳。年収500→650万、+150万のジャンプだった。
日曜夜の憂鬱は4割から3割に減った。年収が一気に上がっても、減ったのは1割だけだった。
転職4回ぶんの経験で、これだけは断言できる。
「年収アップで、日曜夜の憂鬱は完全には消えない」
けど、消えなくていい。3割の憂鬱は、たぶん「明日もちゃんと働きたい」というシグナルだと思っている。
なぜ3割は消えないのか
3割の正体は、たぶんこの3つ。
- 明日のミーティングが面倒(仕事内容自体)
- 気が合わない上司と話す(人間関係)
- 家族と離れる時間が来る(プライベートとの分断)
これは年収を上げても、転職を重ねても、消えない。
仕事をしている以上、ある程度はついて回る。
だからこそ、僕は「3割は残るもの」と割り切ることにした。9割を3割にできた事実だけで、十分すぎる成果だ。
日曜夜の憂鬱が3割になることが、人生的にデカい
年収が150万上がるのも、もちろん嬉しい。
住宅ローンの繰上返済も、子供の習い事も、夫婦の旅行も、お金が解決してくれる場面は確実にある。
でも、それ以上に大きかったのは、日曜夜の憂鬱が「9割→3割」に減ったこと。
毎週やってくる日曜の夜が、6割ぶん楽になった。これは1年で52回、20年で1,000回。
1,000回の「ちょっと楽」が積み上がる人生と、1,000回の「9割憂鬱」が積み上がる人生は、別物だと思う。
40代で動けない人へ
もし今、日曜夜の憂鬱が9割のままなら、無理に減らそうとしなくていい。
まずは「動ける状態」を作るだけでいい。求人を眺めるだけでなく、エージェントに登録するだけでもいい。
それだけで、9割が8割に減る。動けると知っている自分は、強い。
未経験職種に興味があるなら、40代未経験転職の現実も読んでみてほしい。
書類が通らないと悩んでいるなら、書類選考の通過率を上げる方法もまとめている。
日曜夜の憂鬱を、来年の今ごろは6割にできているかもしれない。
それで十分。完全には消えない、でも確実に減らせる。それが、転職4回で僕が知ったことだ。


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