40代の転職、内定が出てから決めるまでの2週間が一番しんどかった|決められない時に考えたこと

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転職を4回してきましたが、今でも一番怖いのは面接でも退職交渉でもなく、「内定承諾」の返事を出す前の時間です。4回目の転職のときも、内定をもらってから返事を決めるまでの2週間が、活動全体で一番しんどかった。

「内定が出た=ゴール」だと思っていたのに、いざ目の前に来ると、急に足がすくむ。同じように40代で迷っている人に向けて、あのとき自分が何を考えて決めたのかを残しておきます。

なぜ40代の内定承諾は、こんなに重いのか

20代の転職なら「合わなければまた変えればいい」で済みました。でも40代は、失敗したときのやり直しがききにくい。次の転職で年齢の壁はさらに高くなるし、家族の生活もかかっている。

うちは共働きで子どもが2人。年収が上がる話でも、妻に「また落ち着かない時期が来る」と思わせるのが申し訳なくて、返事をする指が止まりました。条件は悪くないのに決められない——あれは、責任の重さで決められないんだと、今は思います。

決められない時に、自分が並べた4つの判断軸

感情で行ったり来たりしても答えが出ないので、いったん紙に書き出して整理しました。

1. 今の不満は、本当に次で消えるのか

「人間関係がしんどい」「裁量がない」——その不満が、次の会社で確実に解消されるのか。面接や求人票で確認できた範囲で、消える不満と、どこに行っても残りそうな不満を分けて書きました。後者ばかりなら、転職しても同じことを繰り返すだけだと気づけます。

2. 年収以外の条件を、同じ重さで見る

4回目のときは年収が上がりました。でも、それを決め手にはしませんでした。通勤時間、残業の実態、裁量、直属の上司との相性。ここを軽く見て年収だけで決めた回は、たいてい入ってから後悔しています。給料は慣れますが、毎日の働き方には慣れません。

3. 最悪のシナリオを、自分が許容できるか

「入って半年で、やっぱり合わないと分かったら?」を具体的に想像しました。貯金で何ヶ月もつのか、もう一度動けるのか。最悪を直視して「それでも何とかなる」と思えたとき、ようやく怖さが少し小さくなりました。

4. 現職に残るほうが、本当に安全なのか

これが一番効きました。人は「変える=リスク、残る=安全」と錯覚しがちですが、今の会社にい続ける未来も一つの選択で、そこにもリスクはある。3年後、同じ席で同じ不満を言っている自分が想像できたとき、むしろ残るほうが怖いと思えました。

最後に決め手になったのは、年収ではなかった

結局、4回目の転職で承諾を決めた理由は、好条件そのものではありませんでした。「このまま今の会社にいる自分が、どうしても想像できなかった」。突き詰めると、それだけです。条件は背中を押す材料にはなっても、決め手にはならなかった。

妻には、メリットだけでなくデメリットも正直に全部話しました。隠して「大丈夫」と言うより、不安も含めて共有したほうが、最後は応援してもらえた気がします。

迷うのは普通。怖いのは「決めないこと」

内定が出てから迷うのは、真剣に考えている証拠で、まったく恥ずかしいことではありません。ただ、返事を保留しているあいだも時間は進みます。迷いすぎて辞退して、後から「あのとき行っておけば」と引きずる人も見てきました。

判断軸を決めて、最悪を許容できるなら、あとは返事をするだけ。4回承諾してきた今でも怖いですが、動かなかった後悔よりは、ずっとマシだと思っています。

迷ったら、第三者の視点をもらうのも手

内定承諾を一人で抱えて決めきれないときは、エージェントに「この条件、客観的にどう見えますか」と聞くだけでも整理が進みます。僕も4回の転職で、何度も担当者に壁打ち相手になってもらいました。リクルートエージェントは求人数が多く、40代の相談でも担当の対応が早かったので、登録だけ済ませておくと動きやすいです(登録は無料・5分ほど)。

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