働いている途中で、会社から新しい契約書を渡されたことがあります。契約期間の途中でした。中身を見ると、月給が5万円下がっていました。
僕はその契約書にサインして、そのまま働き続けました。そして後の転職活動で、この話を退職理由として面接で話したところ、前の会社の批判のように受け取られたことがあります。
この記事では、そのときの話と、同じように「途中で条件が下がる契約書」を渡された人に知っておいてほしいことを書きます。
結論|サインする前に「合意したら条件が変わる」ことだけは知っておく
- あったこと:契約期間の途中で新しい契約書を渡され、月給が5万円下がっていた
- 僕がしたこと:サインして、そのまま働き続けた
- その後:3回目の転職(44歳)の面接で退職理由として話したら、前職批判っぽく受け取られたことがある
- 知っておきたいこと:労働条件は、会社と働く人が合意すれば変えられる。サインは「合意した」という意味になる
契約期間の途中で、月給5万円減の契約書を渡された
渡されたのは、契約期間の途中でした。新しい契約書を見ると、月給が5万円下がっていました。
僕はこの契約書にサインして、そのまま働き続けています。
サインは「この条件に合意した」という意味になる
労働契約法の第8条には「労働者及び使用者は、その合意により、労働契約の内容である労働条件を変更することができる」と書かれています。
つまり、条件を下げる新しい契約書でも、働く側がサインして合意すれば、条件は変わるということです。サインする前に、次のことを確かめておくと後悔が減ると思います。
1. その場でサインしない
一度持ち帰って、前の契約書と何が変わっているのかを1行ずつ見比べる。月給のほかに、手当や賞与の書き方が変わっていないかも見ておきたいところです。
2. 下がる理由を書面かメールで聞く
なぜ下がるのか、いつまで続くのか。口頭だけだと、あとで確かめようがありません。
3. 迷ったら外に相談する
厚生労働省の「総合労働相談コーナー」は、各都道府県の労働局や全国の労働基準監督署の中などにあり、賃金の引下げも相談の対象になっています。予約は不要で、相談は無料です(土日祝・年末年始は休み)。
転職の面接で話したら、前職批判に聞こえてしまった
その後、3回目の転職活動(44歳)の面接で、退職理由としてこの話をしました。前の会社の批判のように受け取られたことがあります。
条件が下がったのは事実でも、面接で聞く側にとっては「この人は、うちでも不満があれば同じように話すのかな」と見えるのかもしれません。退職理由の伝え方の例文は「40代の退職理由の伝え方|面接例文7選」にまとめています。
入社前にも、条件を書面で確かめておく
条件は、入社したあとに変わることもあります。だからこそ、入社前の条件はできるだけ書面で確かめておきたいところです。4回目の転職では給料の内訳を聞かずに入社して、たまたま良い方に転びましたが、それは運がよかっただけでした(「転職の内定で給料の内訳を確認しなかった」)。
条件の確認を自分でするのが不安なときは
内定の段階で条件を細かく聞くのは、気が引ける人もいると思います。転職エージェントを使っていれば、担当者に条件の確認を頼むこともできます。
※求人情報やサービス内容は変更される場合があります。最新情報は企業・サービスの公式案内で確認してください。
よくある質問
Q. 契約期間の途中で給料が下がる契約書を渡されたことはありますか?
A. あります。月給が5万円下がっていました。僕はサインして、そのまま働き続けました。
Q. 条件が下がる契約書にサインしたら、どうなりますか?
A. 労働契約法第8条では、労働条件は会社と働く人の合意で変えられるとされています。サインは合意したという意味になるので、サインする前に持ち帰って確かめるのがおすすめです。
Q. その話を面接で退職理由として話してもいい?
A. 僕は話して、前職批判っぽく受け取られたことがあります。事実でも、伝え方には気をつけた方がいいと思います。
年収の交渉のタイミングは「転職の年収交渉はいつ?内定後・承諾前の伝え方と例文」に書いています。


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