40代の転職、子供にどう伝える?|4回転職した僕が決めている3つのルール

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40代で転職を考えたとき、妻にどう切り出すかは前に記事にした。親に言えなかった話も書いた。そして意外と語られないのが、子供にどう伝えるかだ。

「パパ、会社変わるの?」と聞かれたとき、どう答えるのが正解なのか。僕は4回転職しているから、この場面を何度も経験してきた。最初はうまく説明できなかったが、回数を重ねるうちに、自分の中でルールが3つに固まった。この記事ではそれをまとめる。

結論:僕が決めている3つのルール

  • ① 隠さない。ただし「決まってから」伝える
  • ② 会社の愚痴とセットで話さない
  • ③ 「変わらないもの」を先に言ってから「変わるもの」を言う

それぞれ理由がある。順番に説明したい。

ルール① 隠さない。ただし「決まってから」伝える

転職活動の最中は、正直、家の空気が少し張りつめる。親が思っている以上に、子供はその変化を感じ取る。だからといって、選考の途中で「パパ、会社変わるかも」と言うのは違うと思っている。受かるかどうか分からない段階の話は、大人でも不安になる。子供ならなおさらだ。

僕のルールはシンプルで、内定して、退職の段取りが見えてから、事実として伝える。「パパ、新しい会社で働くことになったよ」。過程の不安は親が引き受けて、子供には決まった事実だけを渡す。これが一番、家の中が安定する。

ルール② 会社の愚痴とセットで話さない

転職の理由を子供に説明しようとすると、つい「今の会社が大変でね」という話になりがちだ。でもこれをやると、子供の中に「仕事=嫌なもの」「会社=我慢する場所」というイメージが残る。

40代の転職は、現実には不満やしんどさが出発点になることも多い。僕もそうだった。それでも子供に伝えるときは、「もっとやりたい仕事があったから」「パパが選んだ」という言い方に変換する。嘘をつくのではなく、転職のポジティブな側面を切り出して見せる。働くことへの印象は、親の言葉でつくられると思っているからだ。

ルール③ 「変わらないもの」を先に言う

子供にとって「会社が変わる」こと自体は、実はそれほど大きな問題ではない。不安になるのは「自分の生活がどうなるか」だ。引っ越すの?学校は?習い事は?

だから僕は、変わるものより先に変わらないものを言うようにしている。「家はそのまま。学校もそのまま。変わるのはパパの行く場所だけ」。これを最初に言っておくと、子供の反応は驚くほどあっさりしている。大人が思うほど、子供は会社名に興味がない。安心さえあれば、それでいい。

そもそも生活を変えないために「在職中に動く」

3つのルールの土台になっているのが、在職中に転職活動をするという大前提だ。辞めてから探すと、収入が途切れて家計が崩れ、その不安は確実に家庭の空気に出る。在職中に決めてしまえば、子供から見た日常は何も変わらない。給料が途切れない転職は、家族への一番の安心材料になる。

共働きで子持ちの40代が転職で本当に守るべきなのは、年収の数字だけじゃなく「家の中の空気」だと思っている。僕は4回の転職で年収を500万から650万に上げられたが、それが成立したのは、家族が転職を「怖いもの」と思わずにいてくれたからだ。

まとめ:子供は親が思うより敏感で、親が思うより柔軟

隠せば不安が伝わる。愚痴とセットで話せば仕事が嫌いになる。だから、決まった事実を、前向きな言葉で、変わらない安心とセットで伝える。それだけで、子供にとって親の転職は「大事件」ではなく「ふつうの出来事」になる。

40代の転職は自分ひとりの話ではなく、家族全員のプロジェクトだ。妻への伝え方、親との温度差、そして子供への伝え方。全部に正解はないが、先に考えておくだけで、ずいぶん楽になる。

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